七五三(2)
前回は七五三の年齢や
お祝いの内容などをお伝えしましたので
今回はお詣りや内祝いについて書いてみますね。
冠婚葬祭ですので
地域やご家族、今回の場合は氏神様によって
それぞれですので参考までに
なさっていただければと思います。
<お詣りについて>
事前に、ご祈祷をお願いするかを決め
希望する場合は、神社(氏神様)へ予約が必要か尋ねます。
(HPに書いてある神社もあります)
ご祈祷いただいた際の
神社へのお礼は「御初穂料」または「御玉串料」と
表書きにし、下の贈り主は子どもの名前を書きます。
御祝儀袋は蝶結びかあわび結び。
金額は神社によって違うのでこちらも問い合わせた際に
お尋ねするとよいですね。
(だいたい5,000円から10,000円が多いようですよ)
*神社に参拝する際の注意点*
(こういうときに親の品格が表れるものかも~)
☆鳥居の前で服装を整え(もちろんお子さんも)軽く一礼
☆手水舎(ちょうずや・てみずや)では
神様にお会いするために穢れを祓い、心と体を清めます。
・右手に柄杓を取って左手を洗う
・左手に柄杓を取って右手を洗う
・最後にもう一度右手に柄杓を取って左手に水をため、そこで口を洗う
・最後に残ったお水で柄杓を立てにして、柄杓の柄に水を流す
(ママはもちろん
お子さんにもハンカチやタオルを忘れずに持たせましょうね~)
☆参道の真ん中は神様がお通りになる道なので
左右どちらかを通るように
☆神聖な場所なので騒がないように
☆お詣りの方法
1.拝殿の前に立ったら軽く一礼
2.鈴を鳴らす
3.お賽銭をあげる
4.二拝二拍手一拝
☆境内を出る際も一礼
(神社にお詣りをする際の一連の流れは小さい頃から
身につけておいたほうがよいですね)
<お祝いのお返しは?>
七五三ではお祝いをいただいた際、お返し不要と言われていますが
子どもが少なくなっている現代ですから
七五三の写真を添えて半額程度の「内祝い」(掛紙は子どもの名前)を
お贈りしてもよいと思います。
お食事に来てくださったご両親へは
内祝いとは別にお好みのお菓子などお土産を用意しておくと
感謝の気持ちが伝わるかもしれませんね。
七五三という子どもの節目に当たり
パパもママも一段と親らしくなるチャンス!
日本のしきたりに触れ
楽しんでみてはいかがでしょうか。